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ハワイ



リベンジ!

なんせ、申し込まずにはいられなかったのである。
件の加護事件から数ヶ月。3月末に予定されていた「ダブルユーファンクラブツアーinハワイ」が闇へと消え、あいぼんはいまだ謹慎中。がっくりと肩をカカトまで落として諦めていたファンクラブツアーだったが、なんと!「矢口真里と辻希美ファンクラブツアーinハワイ」の案内が来たではあーりませんか!えらいこっちゃ!!
行くにあたり(行く気マンマンかい~)、問題点が2つ挙げられた。 ①お金 ②仕事
3月末のファンクラブツアーが無くなったことにより、申込金が浮いた筆者は「浮いたお金でザギンへ引越し計画」を立て、見事実行してしまっていたのだ。今回申し込むとなると「おやおや?浮いたお金は使ってしまったのではないかい?」という戒めのココロが顔を出す。自分のココロながら、嫌な感じである。少しでも嫌な感じで参加したくはないではないか。
ところが、そんな筆者に朗報だ。昨年の昇格試験でうっかり合格してしまったため、夏のボーナスがえらい増えるらしいのである。しかも、ちょうど申し込みの金額ぐらいの増え幅ではないか。「どうやらこれは、神様が行けと言っているに違いない!」と神様を味方につけ、①の問題はあっさりクリアされた。
②は、部長に「3月にキャンセルした連続有休、実は8月の間違いでした~ん!」と猫なで声で訴えた結果、思いのほか軽~くOKが出て、こちらもクリア!ついに場が立ったのであった。
行く気マンマンな割には申し込み手続きをサボり、申し込み期限最終日に全ての処理をしなければならなくなった。しかもその日は名古屋出張で、人目を盗んで郵便局に行ったり申込書をFAXしたりしなければならず、予断を許さぬ状況だ。
まずは朝、事務所で申し込み用紙をFAXした。実は、申込金を入金後に証書を付けてFAXせねばならないのだが、「入金まだだけど行く気マンマンですよ!」ということを主催者にアピールするため、取り急ぎ流しておいたのだ。その後すぐに担当さんから「入金の証書も付けてくださいね~」と電話があったので、ひとまず作戦は成功だ。
そして昼休みにラーメンを食べに行くフリをして郵便局に駆け込み(別に普通に行けば良いんだけど)、なんとか入金を済ます。これで後は再度FAXするだけだが、これがまた問題である。なんせ夜まで事務所の外で仕事があり、FAXをする暇が無いのだ。しかも、慣れない事務所に戻ってこっそりFAXせねばならぬ。かなりの一大イベントだ。
夜の22時頃にやっと仕事が終わって事務所に戻り、人に知られぬようFAXに成功。エラーで不達になったりするとエラいこと(申し込み的にもエラいことだが、エラー報告書を誰かが見付けたりしてバレたらこれまたエラいことだ)なので、通信が終わるまで見届け、やっと全てのジョブ完了となった。
私の必死の作業が実を結び(名古屋の方々、仕事うわの空でどうもすみません)、申し込みはギリギリ受理されたもよう。ほぼ希望どおりの8/24~28の3泊5日Bコース、宿泊ホテルは希望の1ランク上のスタンダードタイプだそうだ。その後は証明写真を送ったり等、先日の教訓を生かして早め早めで処理を継続、ヤグチとのんに不祥事もなく、筆者にも不祥事なく、ついにハワイ行きの日がやってきたのである!

ビミョーなツアー

数少ない仕事を人に押し付け、24日夕方、成田空港へ出発。ちなみに会社の人々には「連休取るけど特にどこにも行かないけど携帯電話つながりません。」と微妙なお知らせを残して去ったが、黙っていても「はは~ん、さては!」とカンの良い人が数人いたようだ。
東銀座から青砥まで出て、京成電鉄に乗れば成田空港まで直通なので便利だ。飛行場までは1時間ぐらいかかるので、その間に用語説明をしておこう(何でそんなものが必要なのだ?でも、必要なのである)。
まず、矢口真里。ヤグチ、やぐ、まりっぺ、MARY等の表記は全て矢口真里のことである。次に、辻希美。辻ちゃん、のの、のん、のんちゃん等は辻希美だ。2人合わせると「やぐのん」等に変化するが、そのあたりは臨機応変に汲み取っていただきたい。その他、「ヲタ」はオタク。読み方は「ヲ」にアクセントがあるようだ。例えば「矢口真里の大ファンでかなり熱狂的でイカれていて素敵な人」は「ヤグヲタ」というように変化するので気をつけていただきたい(何を気をつけるのやら)。ちなみに筆者は「ヲタを名乗るにはおこがましいが、かなり熱狂的でイカれ気味なのん推し」といったところか。まあ、多少なりともイカれていなければハワイツアーなんぞ申し込むまい。
列車は無事集合時間前に成田空港第2ターミナルへ到着。早速ツアー客のひしめく団体デスクへ。と、思いきや!団体でもなんでもないのである。添乗員もいなければ、集合もなにもないのである!勝手に搭乗手続きを済ませ、勝手に飛行機に乗って、ワイハまで来ておくれと。どんなツアーや!!

飛行場もビミョー。飛行機もビミョー。

いきなり個人行動になってしまったため、かなり時間が空いてしまった。どこかで食事でもと思ったが、たぶん機内食が出るであろうため、食べるとやや勿体ない。とはいえ、特にやることも無い。仕方が無いので、売店でビールを1杯だけ買って来て、飲みながらハワイの予習をすることに。こういうことには勤勉な筆者である。
そういえばさきほど搭乗手続きの時に「イベントでの質問コーナー」の紙をもらっていた。おそらく、ヤグ&のんへの質問コーナーで、抽選でいくつかの紙が読まれるのであろう。片方だけへの質問になってはうまくないし、かと言って質問が2つあったりすると煩雑である。2人に共通なウマい質問を考えるのは案外難しいが、10分ぐらいでイラストまで描いて完成(時間余っとるっちゅうに)。仕方が無いので搭乗口前の待合室に行こうとすると、その前で持検(持ち物検査)をやっており、「液体やジェル状のものは機内持ち込み出来ません」とのことで、筆者のコンタクトレンズ洗浄液と整髪料は没収!おいおい、コンタクトレンズ洗浄液でどんな悪さをするっちゅうねん。
やっと飛行機の時間が来たので、早速乗り込んだ。筆者の席は32Aで、運良く窓席だ。ところが、座っておどろいたことに、32A席にはなぜか窓が無い!!前後にはあるのに、そこだけ無いのである。まるで桜橋地下倉庫のようなひどい環境だ。飛行場もビミョーだったが、飛行機もビミョーだ。しかも、国際線なのに、それぞれの席にテレビが付いていない。飛行場で暇を持て余したが、飛行機内でも暇になりそうだ。
こうなったら仕方が無い。ビールを飲んで寝るだけだ。ありがたいことに、国際線の飛行機ではビール等の酒類が無料である。飛行機は成田空港を飛び立った。運悪く窓の無い席だったが、運良く隣の席は空いており、少しゆったり出来る。早速ビールを2本飲み、機内食を食べ、就寝。

ハワイ上陸一番乗り!

2回目の機内食でパンとジュースが出て来たところで目が覚めた。朝食が出て来たということは、もうすぐ到着か?と思っていたら、着陸した(そんな簡単ではないが、寝ぼけていたもんで)。
外国も6回目ともなると慣れたもので、スイスイと質問に答えて(担当の外人に「旅行?」と聞かれたので「旅行!」と答えたのみ)無事入国を果たす。
外に出ると「ハロプロツアー」と書かれたボードを持ったスタッフがいたので近づくと「あっ、早いですね~。一番乗りですよ!」と出迎えてくれた。一番乗りとは縁起が良いではないか。後で気付いたが、どうやら荷物を預けていなかったのが筆者だけだったから早かっただけのことのようだが、まあそれでも一番乗りは気分が良い。
しばらくすると、IDカード(飛行場で手渡された、今回のツアー参加者の証。ヤグチとのんと自分の顔写真が載っており、遠くからでもヲタを識別出来る)をぶら下げた輩が徐々に集まってきた。
点呼を済ませ、宿泊ホテル毎に1号車と3号車のバスに分かれ、乗車した。このバス乗車が1つのポイントで、過去のモーニング娘。ツアー等で「メンバーがバスに突然乱入」イベントが発生しているため、どいつもこいつも我も我もと前の方に乗りたがる。筆者は前から2番目の席をゲット(ガッついとるがな!)し、万全の構えであったが、乗って来たのはただのバスガイドであった。

コンコンの店探訪

隣の席に座ったのは、筆者と同じお一人参加の天然さん。彼も「良い席が空いていた」と喜んでいたが、前述のとおり、乗って来たのはバスガイドである。参加者の1回目の争いは空振りに終わったようだ。
ところでこのバスガイドがなかなかのツワモノで、大アクション付きでいきなり「アロ~~~ハ!!」と全員のココロを鷲掴みにし、続けて「ハワイ語で『眠い』は『モエモエ』と言うんですよ~」と、さらに鷲掴みにしていた。参加者も時差ボケを感じさせないハイテンションぶりで、これから起こる楽しみなイベントをもう待ちきれない様子。そんな彼ら(筆者含む)をいなすかのように、この日の予定は市内観光と自由行動のみ。楽しみは後に取っておくものである。
まず最初の観光地は「アロハタワー」。昔の人が建てた時計塔らしい(それだけかい)。塔は一番上まで登れるらしいが、果たしてお金がかかるものやらどうなのやら。入口にいたオッサンに英語で「これはタダなのかい?」と聞くと「タダだぜい」との答え。筆者も外国6回目ともなると(しつこい?)、オッサンに質問するぐらい手慣れたものである。別に語学力が付いたわけではなく、度胸がついたのだ。
塔の上は360度街や海が見渡せて、なかなか良い感じ。肌に差すような日差しが「ハワイですな~」と実感させる。ちょうどバスで隣になった天然さん(この頃はまだ名前を知らなかったので、勝手にココロの中で「ナベちゃん」と呼んでいた。なんでやねん)がいたので合流し、少し話をしてみた。どうやら彼はハワイはおろか、初海外なのだそうだ。そして、リボンの騎士をほとんど全公演観ているというツワモノである。また、筆者と同じ、のん推しなのだそうだ。
次のスポットは、カカアコウォーターフロントパークだ。ここには、数年前に原子力潜水艦に衝突されて沈没し、尊い生命を失ったえひめ丸乗組員の碑があり、顕花が涙をそそる。そして、海は何事もなかったかのように青く澄み渡り、その対照が複雑な雰囲気である。公園は一面芝生で、人が寝そべっていたり、犬が走っていたり、地元民の生活の潤いとなっているようだった。
さて、バスはホノルルの繁華街、ワイキキ方面へ向かう。それにしてもこのバス、やはり通常と様子が違う。バスガイドが「左手がアラモアナショッピングセンターですよ」と言えば、普通の客なら「は~、ここが!」ぐらいの反応を見せるところだが、3号車全員「ふーん」という感じなのだ。「ワードセンターですよ」「DFSですよ」も全て「ふーん」で終わった。しかしバスガイド、そこは全て計算ずくのツワモノだった。DFSギャラリアを越えたその時だ。「そしてこちらが、ワイキキショッピングプラザです。4Fに、ハロープロジェクトオフィシャルショップがありますよ~!!」。今まで沈黙していた乗客は全員いきなり色めき立ち、瞬間「ワォー!」「うひょー!」「あいやー!」等、拍手喝采とともに大歓声があがった(アホか)。バスはハイアットホテルに到着し、ヲタを短時間で沸騰させたバスガイドはここでお別れとなった。
今回のツアーデスクはこのハイアットに設置され、場所の確認と各種事項確認が行われた。スタッフの方々がこれまた美人揃いで、「ハロプロの方?」という感じだ。
お金持ち組はハイアット宿泊、そうでない方々はワイキキリゾートホテル宿泊である。筆者はもちろんワイキキリゾートホテル(WR)だ。
15時に鍵が渡されるということで、それまで暇になった。バスで隣だったナベちゃん、じゃない、天然さんと、取り急ぎハロショ(ハロープロジェクトオフィシャルショップの略)へ。これは予想されたことではあったが、えらい行列が出来ていた。どうやら、一日前から入っているお金持ち組が、ナマ写真等を買い占めしてしまったらしく、ヤグ&のんグッズが軒並み売り切れということで、その入荷待ちの列なのであった。筆者はナマ写真は特に集めてはいないので良いが、収集家にとっては由々しき問題だろう。なんせハワイ限定写真をハワイまで来て買えないとなれば、その悲しみたるや、せっかく汁を残したのに替え玉が売り切れだったラーメンぐらい悲しい(さっぱりわからん)。ナベちゃん、いや(しつこい)天然さんも「うー」と唸っていたが、並んでも入荷があるかどうかわからないというので、あるものだけ買って店を出た。ちなみに筆者は「参加者限定グッズ」を購入。「ハワイ限定」はハワイに来た人なら誰でも買えるが、参加者限定の品は参加者しか買えない。しかも引換券が必要なので、1人1個の貴重品だ。こういうものを買い逃してはいけない。
さて、また暇になった。昼食を食べていない(メシよりグッズ優先かいな)のでどこか入ろうということになったわけだが、天然さんが「実は、行ってみたい店がある」とのことで、その店を探すことになった。その店とは、「コンコン(元モー娘。紺野)がアロハロDVDの中で立ち寄った店」とのこと。全ての行動がハロプロに結び付いているところが素晴らしい。どうやら天然さんはDD(誰でも大好きの略)で、のんやなっちの他、娘。ではコンコン推しだったそうだ。
彼がPSPに録画してきた画像をもとに「たぶんこの通りだ」といって探してみたが、なかなかそれらしい建物が無い。だいぶ探して諦めかけたその時、「あ、そういえば『るるぶ』持ってるんだった!」。我ながら、早く言え~。店名で調べたら一発で見付かり、あえなく御用となった。エッグスン・シングスという店で、コンコンは巨大な甘そうなクリームの載ったものを食べていたそうだ(曖昧やのぉ)。営業時間が夜中の23時から昼の14時ということで、既に店じまいの後だったので、仕方なくワイキキに戻ってバーガーキングスでハンバーガーを食べ、鍵を受け取りにハイアットに戻った。

This is 運命

2人とも、お金持ちと最も真逆の「BコースのWRの相部屋(シングルだと数万円高いのだ)」である。誰と一緒の部屋かは選べないため、我々はおそらく別々の部屋となる。スタッフのミキティ(ハーフでミキサーさんという名前らしい。なんでもミキティかい)が、「鍵一緒に入ってますからね~」と言って、天然さんに鍵を手渡した。意味が良くわからず、「筆者のは?」と聞くと、やっぱり「そこに入ってますよ?」と天然さんの袋を指差している。どうも謎なのだが、どうやら我々2人は同じ部屋のようである。
謎①:相部屋希望だが、両方とも一人参加なので、相手を指定していない。
謎②:天然さんと会ったのは、朝のバスで偶然隣になったのが初めてである。
謎③:天然さんとコンコンの店を探したりしてツルんでいたのは、ミキティは知らないはずである。
謎④:どこかで見ていたとしても、我々の名前はさすがにわからないはずである。
謎⑤:同部屋は偶然かもしれないが、ミキティが当然のように言ってきたのが最大の謎である。
謎⑥:しかも、相部屋は我々だけではないらしい。
まあよい。我々はこの謎多き同部屋を「運命」と名付け、なにはともあれ3泊5日のほとんどを一緒に過ごすこととなったのである。
ようやくチェックイン。室内は少し古めだが、ベッドは大きいし、そんなに汚くもないし、水の出も良いし、17階だし、ほんの少~しオーシャンビューだし、ほんの少~しダイヤモンドヘッドも見えるし、なかなかであった。もちろんハイアット等と比べたらオチるかもしれないが、お金をかけなかったのは我々なので、文句は無い。
テレビはもちろん英語だが、日本語チャンネル有料と書いてあるため、仕方無く英語のテレビで我慢。言葉がわからなくてもイケるスポーツ系に走りがちだが、やむを得まい。少しでも日本語が出てくると「有料かも!」と言ってチャンネルを替える小心者の我々である。
備え付けの金庫は6桁の暗証番号を入れるタイプだった。我々は迷わず満場一致で「870617」に決定。素晴らしいコンビネーションと言えよう(もちろんのんつぁんの御生誕記念日です)。
夕食はカラカウア通り沿いの天下一品ラーメン(昔ホノルルマラソンで吟部長らと行ったトコ)で済まし、帰りにハロショを覗きがてらホテルに戻る。ABCSTOREでビールを買おうと思ったら「身分証明書は?」と聞かれた。今までハワイでもグアムでもそんなものを提出した記憶は無い。法律が変わったのだろうか?仕方なくホテルに戻ってパスポートを持ち出し、無事購入。天然さんのPSPで「ブレーメンの音楽隊のん出演の回」のDVDを観ながら就寝となった(またマニアックなものを)。

御大登場!

現地での8/25、2日目の朝がやってきた。この日も天気は良好。イベントが楽しみだ。集合まで時間があったので、ホテル近くの変な店で朝食を摂ることにした。ここは日本人スタッフがいないようで、ハワイ経験2回目の筆者の腕の見せ所だ。「ジュースは何があるんだい?」とカッコ良く聞いて注文してみたが、なかなかお値段の良いジュースだったようで、朝食で17ドルも使ってしまった。天然さんには悪いことをしたが、これも旅の思い出としてお許しいただきたい(うまいこと言うの~)。
ハイアットに行くと、この日の「わくわくイベント」の席の抽選が行われた。筆者はA-41。これだけでは良いのか悪いのかわからないが、現地でのお楽しみだ。これだけでもかなりわくわくだ(安いな)。
バスで向かったのは、オアフ島西部の「ハワイアンウォーターズアドベンチャーパーク」である。ここは昔モーニング娘。も来て遊んだ遊園地で、それだけでもヲタ連中わくわくだ(いや、ホント安いな)。
フリーパスを腕に巻いて園内に入る。一番奥の「ルアウ・ラグーン」という野外パーティー場に屋根付きのテーブルがあり、それぞれに座席番号が書いてあった。筆者のA-41は一番後ろだが、一番端っこでイベントが見やすいであろう席である。
しばらく待つと、扉の向こうからついに「ヤグチ&のん」が登場!!この旅初めての登場に、待ちわびた我々全員が大喝采の大拍手だ。リボンの騎士では松葉杖をついていたのんだが、足はだいぶ良いようで、この日はもう杖無しで普通に歩っている。ヤグチはライブ以外で見るのは初めてだが、のんよりもだいぶ小さく、とてもカワイらしい。2人とも久々のハワイで、テンション↑↑な感じ。俄然楽しみである。

がんばれAチーム!

2人声高らかに「ミニスポフェスinハワイ!!」とゲーム開始宣言された。
ここで分かった。AチームとBチーム対抗戦なのだ!抽選により、Aチームキャプテンがのん、Bチームキャプテンがヤグチと決定。そして、勝利チームには2人のプロマイドナマ写真がプレゼントされるとあって、俄然負けられない戦いに。Aチームののん推し(筆者含む)やBチームのヤグ推しはもちろん大喜びだが、推しメンをはずした参加者も、プロマイドをゲットするため必死の形相だ。そして何より、2人の前で自分をアピール出来るのだからそれはもう必死である。
さて第1回戦は、綱引きである。のんちゃん足悪いのに「のんも引っ張る~!」とヤル気マンマンで非常にカワイらしい(もちろんヤグチに止められました)。綱引きは30人ずつの2回戦。
ここで両チームキャプテンが早くも動く。ヤグチ「Bチームは掛け声『ハワイ!ハワイ!』でいきます!!」。のんも負けていない。「Aチームは『のん、アイラブユー!のん、アイラブユー!』でいきます!!」。ヤグチの「それはやりにくいと思うよ~」の制止も聞かず、1回戦スタートだ。
試合は大方の予想に反し、「のん、アイラブユー!」の相乗効果が凄まじいのか、それとも単に力自慢が多かったのか、Aチームが圧勝!!
2回戦、勝負に出たヤグチ「それぞれ好きな掛け声で!!」。のんも調子に乗り「今度は『のん、だいすっき!のん、だいすっき!』で!!」。のんの暴走は止まらず、2回戦もAチームが圧勝。貴重な(?)先取点をゲットした。綱引きの参加者はそれぞれのんとハイタッチをして喜び合っており、かなり羨ましい。
次のゲームは「リンボーダンス」。各チーム24人ずつがえび反りの格好で棒をくぐるゲームだ。
まずはヤグチのお手本だが、のんの「ヤグチさん、そのままくぐれるんじゃない?」のツッコミが痛い。2人ともお手本を成功させ、やんややんやの大喝采だ。
このゲームは筆者の出番であった。筆者は体が硬いので有名だが、気合でギリギリ合格。しかし残念ながら20対19でこのゲームはBチームの勝ち。ヤグチの雄叫びが会場にコダマした。
3回戦は、水風船をキャッチするゲーム。参加者が輪の中に入り、ヤグチ、のん、スタッフが投げる水風船を何個キャッチ出来るかという、キャッチしたいけどズブ濡れなのもオイシイという微妙な心理の働くゲームだ。だが、やはりチームの勝利優先。両チームともにものすごい勢いでキャッチしまくり、3回戦は引き分けに終わった。のんが相手チームに向かってサウスポー張りに振りかぶって投げようとしたシーンが印象的である。
休憩を挟み、最終ゲームは全員参加。浮き袋を抱えて走り、次の人に渡すという早さを競う競技だ。
筆者は1回戦に参加。大きな浮き袋2個の中に入って抱えて走るのは案外難しい。Bチームは周りのサポートが上手く、転倒の相次いだAチームを引き離して圧勝。これで勝負の行方はわからなくなった。俄然盛り上がるBチームである。
泣いても笑っても最後の2回戦。ここでまたキャプテンが動いた。アンカーとして登場である。のんは足が悪いながらももちろん参加。「アンカーまでに差を付けて!!」という作戦(?)だ。
現在の得点差はおそらく10点程度。この競技の20点を勝った方が自動的に優勝となるが、のんが「このゲーム勝った方が50万点にしよう!!」とバカ女っぷりを見せ、会場中を爆笑の渦につつんだ。
さて試合は僅差ながらAチームが確実にアンカー辻につなぎ、のんは途中で浮き輪をフラフープ代わりに遊ぶ余裕ぶり。フラフープギネスブック記録保持者の技を垣間見ることが出来、のん推しはそれだけで感涙だ。結果、Aチームが50万160点で圧勝(笑)、筆者は出た試合全て負けながらもプロマイドをゲット。ラッキーこの上ない。ちなみに天然さんは真逆のBチーム38番だったので、試合は全部勝ちながらプロマイド無しというかわいそうな憂き目にあっていた。

コンコンのシャカ

ヤグチとのんはひとまずシモテハケ。1時間ほど自由時間となり、天然さんとプールへ急ぐ。
この遊園地には昔モー娘。が来たと書いたが、その時コンコンが罰ゲームでやらされた絶叫アトラクション「シャカ」があるらしく、皆さんよくご存知で、かなりのヲタがシャカ前に集まっていた。
シャカはハープパイプ型になっており、高いところから2人乗り穴空きボートで下って上がって、往復するという恐ろしいものだ。最大傾斜角度は軽く45度を超えており、打点も高い。コンコンは罰ゲームとはいえ良く挑戦したものだと感服する。
残念ながら「お休み中」と書かれてあり、全員指をくわえて眺めているだけだった。仕方無いので、頭から斜面を滑り落ちる滑り台、暗闇で前が見えずに恐ろしいスペースマウンテン風スライド等で遊び、そろそろ時間だということで着替えに戻ろうとしたその瞬間!さきほどのシャカがオープンになっているではありませんか!!早速走って向かい、挑戦した。角度は恐ろしく急で、直角のように感じた。他の人達も同様で、なぜか「のの~!」と叫ぶ人が多かった(わけわかんない。でも、筆者も叫びました)。天然さんは「コンコンが乗ったシャカに乗れて良かった~」と、やはりそっち寄りの感想であった。

緊張の3ショット写真撮影!

自由時間が終わった後は、なんと!お待ちかねにして最大のわくわくイベント、ヤグチとのんとの3ショット写真撮影会である!!
筆者はこのイベントに備えて「体重58kg」をノルマに科し、少しでも見栄え良く写ろうとだいぶ前から準備していたのだが、結局体重は62kgで、やや重なのである。
会場はプール横のやしの木の生えた景色の良いスポット。白い椅子が3つ並び、真ん中に本人が座るのだ。超~緊張である。
少しぐらいならポーズを指定出来たりして、どうするかまた悩ましい。「セクシーポーズ」や「うさちゃんピース」など、どれも捨てがたいが、取り急ぎ現場の状況を見て臨機応変に決めることにした。
再び現れたヤグチは青を基調としたカラフルなアロハ、のんは赤ベースのヘソ出しアロハで登場。それを見て「筆者もアロハシャツにしよう」と、服装を変更。今のところ、臨機応変作戦成功である。
さて、前の方から撮影が開始された。今回はデジカメのようで、それをポジにして手渡されるものと思われる。
皆さんいろいろと作戦を練ってきたもよう。両手でヤグチ、のんと上手にハートマークを作る者、IDカードを持ってもらう者。もちろんセクシー系やモテモテ系もある。どうやらルールは「参加者は椅子からはみ出てはダメ。物を持たせるのは良いが、触ったりするのはダメ」といった感じらしく、みんなその範囲内でがんばっているのだ。
面白いのがのん推しの場合で、のんに寄り過ぎてヤグチが余ってしまう場合。ヤグチは「プンプン!」のポーズを取っていたが、見ているとココロが痛む。もちろん逆の場合もあり、のんがかわいそうな感じだ。
筆者の番が近づいてきた。1つ前の若者は「モテモテな感じで!」と言って写っていった。筆者は普通に「ピース!」でいくことにした。一番普通な笑顔が引き出せると思ったのだ。ヤグチが明るく「どんなポーズにしますかぁ?」と聞いてきたので、「両手ピースでお願いします!」と元気に答えた。スタッフの掛け声でパチリ。ひとつ肝心なことを忘れた。どんな顔で写るか練習していったのに、やるの忘れた!!
ちょうど区切りの良い場所だったらしく、撮影後にカメラマンからインタビューの依頼を受けた。「いや~、緊張しちゃって、いろいろ考えては来たんですケド、出来ませんでしたね~。でも、感動しました。とっても嬉しいです。」ぐらいのことを答えたと思うが、なんせ終わった後も手足がガクガクなので、良くわからない。このインタビューが何かに使われるのか、ボツになるのかはわからないが、世に出るのであればまともなことを言ったことを祈る。

セクシー対決!

撮影の後は、最初集まった広場で夕食。肉やパスタの食べ放題で、なかなかの美味だった。
しばらくまったりして暗くなってきた頃、もう1つのイベントが始まった。いつの間にかキャンプファイヤーの準備がされており、全員が丸くなったところに2人が再々登場。ヤグチとのんが点火し、誰もが久しぶりのキャンプファイヤーに会場中熱気が最高潮に。火と参加者の間で2人のフリートークが始まった。2人ともテンション↑↑で絶好調、ミニモニ。時代の話や、現在の2人の関係にまで話は及び、何がどうなったか、2人のセクシーポーズ対決が始まった。さすが元祖セクシー隊長のヤグチ、何度も地面に這いつくばってセクシーさをアピール、ズボンが泥だらけになるまでやっていた。のんも負けじと「セクシー担当はヤグチさんから引き継ぎました」と独自のポーズで譲らない。また、「ハワイでの思い出は?」など、ランダムにインタビューがあり、当たった人は嬉しいような、緊張して困ったような、複雑な喜びを感じているようだった。
ひとつ、抽選会が行われた。当たった2人とヤグチとのんで、1分間フリートークが出来る権!!これは欲しい。1分はあっという間だと思うが、そんなレアな機会は今後二度と無いだろう。当たったのは2人とものん推しの男性。ヤグチはまたしても「くぅ~」と微妙な声をあげていたが、会話は楽しそうであった。羨ましいにもほどがある。当たらなかった人々全員で秒読みが始まり(笑)、1分間は終わった。
「火が消えるまでやるぞー!!」とヤグチが叫んで始まったこのイベントもいつしか火が小さくなり、最後に全員で「でっかい宇宙に愛がある」を歌って終了。別れ際に「今日の21:30から、AMラジオ690でセクシーな2人がラジオ放送するらしいよ!!」というセリフを残し、2人は去っていったのであった。

ハワイの「イ」は「いーね!」のイ!

イベント終了とともに大雨が振りだした。ヤグチが晴れ女、のんが雨女なのだそうで、のんのバカヂカラをヤグチがギリギリこらえているといったところか。そういえば午前のミニスポフェスの時も終了と同時に大雨が降った。天上天下を支配しているかのような2人である。
バスでホテルに戻り、ビールを飲みながら早速ラジオをチェック。すると、ヤグチとのんがものすごいハイテンションで登場(ご本人達は「自分たちじゃない」と言い張っております)。現地の人になりきり、微妙な言葉でコーナーを進めていく。その中の大喜利コーナーでの「ハワイであいうえお作文!」の一幕。途中は微妙なので割愛(笑)するが、最後のんの一言「ハワイのイは、『いーね!』のイ!」。「いーね!」は最近ののんの口癖で、誰かの芸人のパクリかオリジナルかはわからないが、とにかく連発なのである。それにしても、ハワイのイが「いーね!」のイとは、名回答ではないか。

プラ板作り、大すっき!

26日、もう3日目である。「ドラえも~ん!今日だけで良いから、1日を2倍にして~!!」というのび太君の心境だ。
朝食は昨日の反省を踏まえ、ABCで買った4ドルのサンドイッチで終了。これだけでもかなり満腹だ。
さて、ハイアットでは今日も座席の抽選。①-67という、なんとも言えない数字を引いた。
この日の1つ目のどきどきイベントは、ホテルから歩って数分のシェラトン・モアナ・サーフライダーという1901年に建ったホノルル最古の由緒あるホテル内でのイベントだ。この建物内に入れるだけでもかなりのどきどきイベントである。
筆者の席は入口入ってすぐのテーブル左手だったが、これがなかなかヒット。2人が登場して舞台に上がるまでの通り道にあたるのだ。この日の2人も超~カワイく、こりゃたまらんといった感じ(チープな表現ですみません)。
2人は相変わらずテンション最高。しかし「昨日ラジオ聞いた人~!」の質問に、飲んでいて聞いてなかった人がいたのを知って「そっちの方が大事かよ!」と怒るのん。冗談半分な言い方だが、本気でそう思った部分もあるだろう。筆者も、同じ意見である。うまいこと録音して大丈夫とかいうならわかるが、そうでなければ何しに来ているのか、理解出来ない。なんせ、ラジオは最高であった。「いーね!」の一言に尽きる。
さて、今回はプラ板作りである。白い板に好きな絵や文字を書き、オーブンで焼き締めてキーホルダーにするのだ。女子の間では流行ったようだが、筆者を含め、男子連中はほとんどが初めてのもよう。筆者はイラストを書くのが大好き(上手くはない)なので、とても楽しみだ。端っこに今回限定のスタンプを押してくれるようで、スゴい思い出の品となりそうである。そのスタンプだが、ヤグチが最初に押しに来たのがなんと筆者の板である。「良く失敗するんだよね~」と言いながら押したスタンプは大成功!「HAWAII DJ MARY & NON 2006」と書いてある。正真正銘、参加者だけの一生の品となろう。筆者は猛烈な勢いでヤグチとのんの似顔絵を仕上げ、早速焼きに入る。どうやら一番手のようだ。焼き係のおじさん(?)が心配そうにオーブン内を覗き込む。板がひっついたり、たまに失敗するそうだ。しかし日頃の行いの甲斐あり、焼きも大成功!我ながらなかなかの自信作で、かなりお気に入りである。
「のんがこっちの方のテーブル来なかった事件」もあったが、まあそれはのんのサービス精神が旺盛過ぎたせいなので仕方がない。テーブル毎に記念写真を撮ってもらい、午前の部終了である。

コンコンの店に突入!

午後の部まで時間があるので、懸案の「昔コンコンが行って食べた店」へ行ってみた。エッグスン・シングスという店だ。店の名前のとおり、卵を使ったオムレツ等が美味しいようだが、その他にパンケーキやワッフルにクリームが載ったものも人気なようである。店の前には既に長蛇の列が出来ていたが、店内に入って紙に名前を書こうとすると「2人ならええで。こっちこっち!」と案内してくれた。さすがアメリカ人、なんか適当で良い感じだ。
天然さんはバナナホイップパンケーキ、筆者はパイナップルホイップワッフルを注文。どちらも大ボリュームで、2人とも最後はフゥフゥ言いながら完食。相変わらずチップの支払いは難しいが、「チップはここに入れるのかい?」など、カタコト英語で聞きながら何とか店を出た。後で天然さんから告白されたのだが、「実はさっき調べたら、コンコンが食べたのは君が食べたワッフルの方だったよ。くーっ。」だそうで、また悪いことをしちゃいました。今回は天然さんに運が来ていないようだった。また次回の課題ということで。
重い腹を引きづりながら、一旦ホテルへ。ここで初めて別行動をとることに。筆者はどうしても一度は海に入りたかったので、ワイキキビーチへ。天然さんはとりあえず部屋で休むとのことだった。ワイキキビーチは土曜日とあってなかなかの盛況。波も良いようで、サーファーも多い。筆者は「取り急ぎ、ダイヤモンドヘッドが良く見えるぐらいまで泳ぐ」を目標にしてまあまあ沖まで泳いで行ったが、ダイヤモンドヘッド山(?)は雄大でなかなか全部は難しいようだったので、その後は出たり入ったり(温泉じゃないんだから)を繰り返し、ほどよいところでホテルに帰還した。

神の左手

天然さんは部屋のテレビで少年野球中継を観ていた(何しとんねん)。早速支度をし、午後の部に向かう。
ハイアットからバスに乗り、10分ほどでコンベンションセンターに到着。ここではお待ちかねのミニライブが開催されるのである!!
午前の部終了時にくじ引きで引いた座席番号は50。これまた、どうなのかわからぬ番号である。ところが!!会場に入ってみてビックリ。なんと、前から3列目、中央通路席、つまり花道最前なのである!!こんなに良い席に当たったのは初めてである。オークションで落札してキャラ&メルを最前で観たことはあるが、自力で引く力があったとは。我ながら、素晴らしい。神の左手に感謝したい。
周りを見ると、皆それぞれの衣装で、ボードを持ったりサイリウムを持ったり、いろいろな工夫が見られる。やはりライブはイベントの花形、気合の入り方も違うようである。
会場が暗くなり、ヤグチ&のんが登場!!嫌が応にもテンション↑↑だ。まずは2人揃って「常夏娘」。ハワイのライブにはもってこいの一品である。2曲目のDEF DIVAでは既に2人も参加者も踊り狂いまくり。既に足がツリそうである。
その後、参加者からの質問コーナーが始まった。ここでも「のん、ミニモニ。時代にヤグチに怒られまくり」の事実が露呈したが、お互いがお互いを支え合ってここまで来たことが伝わって来て、涙をそそる。のんが「良いコンビネーションだな~」と言っていたが、今ではお互いを信頼しているから息がピッタリ合うのだと思う。たぶん、お笑いコンビでもやっていけると思う(微妙?)。
ここからはそれぞれがソロで登場。のんの奇跡の香りダンス、ロマモーで完全に火が着いた。昨日から「ライブでは回るぞ~!!」と宣言していたとおり、のん本人も歌いながら回る回る。客も回る回る。スタッフやカメラマンには申し訳ないが、少しぐらいはみ出ようが何しようが、踊りまくりである。もう止められません。その勢いのまま、続いてヤグチの恋しちゃ、めっちゃホリデーに突入。恋しちゃでピョンピョン飛び跳ねて隣の人の足を踏もうが、ズバっと足がはみ出ようが、もう仕方ありません。選曲もアツいものばかりで、ヤグ推しものん推しももう関係無く、会場全体がひとつになった感じ。その後のミニモニ。のミニ。ストロベリーパイには感動。「テレビでもやったことが無い」とヤグチが言っていたとおり、確かに今までどこでも見たことが無い。偶然最近ミニモニ。のDVDを観ていたので、振り付けを覚えていた自分にも満足だ。次曲の「強気でいこうぜ」も超久しぶり。天に向かって拳振り上げまくりであった。
抽選コーナーでは、ノドから手が出そうな垂涎モノが多数出品されたが、日頃の行いがたたり、残念ながらヒットせず。目覚まし時計などは本当に羨ましい。目覚し時計録音ではヤグチの「起きろっつってんだろー!!」が炸裂。のんは逆に「のんでした☆」とカワイい系で押していた。ID番号1番の人も何かをゲットしている。なぜ自分のIDが1番で無いのか恨めしいが、申し込みが遅かったので仕方が無い。
ライブ最後の締めはヤグチが「これを歌って踊るのが夢だった~」と遠い目をして語った「巷で噂のセクシー↑↑」だ。これは筆者もみんなも大好きで、狂ったように踊った。後で聞いた話だが、見ていたスタッフさんもうっかり踊り出しそうになったそうだ。会場中がそういうパワーだったのだろう。スタッフさん「楽しい曲でしたね。で、誰の曲ですか?」。

緊張と感動と涙の握手会

テンション↑↑のまま、握手会に突入だ。さっきからずっと↑↑だが、一体どこまで行ってしまうのだろうか。握手会は、ID順にやるようだ。筆者は申し込みが遅かったため、後ろの方である。ここでも皆さんのやり方を観察していたが、見れば見るほど緊張してくる。途中で倒れてしまった人もいたが、気持ちはわかる。たぶん筆者も心拍数300ぐらいになっているのではないだろうか。
さて、最後のグループが呼ばれた。番号順に整列、整列、、、なんと!遅い遅いとは思っていたが、筆者が一番最後だったとは!!筆者のIDは196。195番の若者は「2日前には申し込みましたよ」と言っていたので、筆者がダントツで遅かったのだ。
195番の君と「なるべく粘るぞ!オー!」と結束して迎え、順番がやってきた。まずはのん。緊張のあまり覚えがないが、超~楽しかったことだけは伝えたと思う。あと、辻Tがボロボロになってきた話をしたら「もう身長149じゃないよ~」と返していただいたような。次にヤグチ。今回は辻Tシャツだが、ヤグチTシャツも持っているほど好きなのである。こちらも緊張して覚えがない。「海に行きましたか?」と聞かれたような気がするものの、本当にそうだったか、そして何と答えたのか、定かでない。まあよい。握手出来ただけで夢のようなのである。
終わった後、写真付きアルバムと、昨日の3ショット写真をいただいた。なんとなんと、2人の直筆サイン入りである!!!これはもう家宝どころではない。筆者がもし国王になったら、国宝にするぐらいの値打ちだ(たぶんならんけど)。筆者の緊張に引きつった顔がまた臨場感たっぷりで、意外と良い味だ。もちろん両サイドの2人は最高である。
ハロショに向かう階段で、195番の君を発見し「粘ってくれてありがとね~」とお礼を言うと「いや~、あんまり粘れなかったっす。すみません~」と笑顔で返って来た。実際は粘ったかどうかなどどうでも良く、いろいろ考えてイベントに臨むことが楽しく、また反省するのも楽しいのである。

帰国なんて、いや~んいや~ん、ハワイヤ~ン!!

微妙なタイトルを付けてしまったが、帰国の日がやってきた。3日間お世話いただいたミキティらスタッフさんと涙の別れである。帰りの飛行機の座席まで偶然隣同士という運命的な天然さんであった。
我々を乗せた飛行機はホノルル空港を離陸。ホノルルの街が、青い海が、一瞬のうちに小さくなっていく。ツアー参加者はそれぞれ近い席に固まっていたが、それぞれ夢のような3日間を回想しているのか、言葉少なである。
右隣のヤグ推しがまたスゴい人で、八戸に住んでいながら、東京のハロプロ関係イベントに年30回は来ているらしい。3ショット写真も見せてもらったが、普段着な顔でしっかり写っていた。見習わなければなるまい。
成田空港に到着し、手荷物を受け取ったら皆さんとはしばしのお別れだ。天然さんとメールアドレス交換をし、今後もお互い素晴らしい活動をすることを誓った。彼にはいろいろなことを教えてもらったし、なんせ異国の地で仲間がいるというのは心強かった。別れ際、手を振りながら2人は叫んだ。「取り急ぎ、横浜の文化祭で会いましょう!!」。
おわり。