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福岡



田中れいな聖誕祭に申し込み!

今までにも、聖誕イベントにはいくつか参加してきました。忘れもしないあれはいつだったか(忘れとるがね)、加護ちゃん全盛の時代に行われた辻ちゃん誕生日の明治座舞台、普段加護に隠れて目立たない辻ちゃん推しの溜まりに溜まった負のパワーがこの日大爆発、終始のぞみコールの素晴らしいイベントとなりました。また、数年後の田中れいな聖誕八王子ライブでは4列中央通路席を自枠で引き当て、周りの人々から神扱いされたこともありました。
しかし、それらをはるかに凌ぐであろう、凄まじいイベントの告知がやってきたのです。平成1年11月11日生まれの田中れいなが、11年11月11日にソロツアーをやるというのであります。ソロツアーだけでも娘。メンバーではあまり前例が無い上、聖誕当日なのであります。しかも、場所がなんと、れいなの地元福岡でやるときたものです(れいな、かなり豪腕です)。金曜日からの2泊3日という、おそらく国内ツアーでは最長と思われる日程も素敵です。
れいな様のご命令は絶対服従。早速金曜日の有休を申請、気合入っている割には締め切りギリギリで申し込み完了、後は何が起こっても有休だけは死守の構えで職場の周りの方々にも「この日仕事入れたら会社辞めます」ぐらいの雰囲気を醸し出して万全の体勢で当日が近づいてきたのでありました。
ツアーの10日ほど前に旅程表が送られてきました。今回もお世話いただくのは御馴染みビッグホリデー(株)のようです。
封筒の中にバースデーパーティーの招待状が入っており、「ドレスコードあります」と書いてありました。ジャケット着用ということではなく、どうやら「れいなのラッキーカラー、水色のものを着用のこと」ということです。ヲタTと呼ばれるれいな推し専用Tシャツは水色ですが、あまりにも普通なので、何か工夫を凝らしたいところです。
ヤフオクで取り急ぎ「綾波レイのコスプレウィッグ」なるものをチェックしてみましたが、出玉は多いものの、外国からの発送が多いようで、納期がビミョーです(そんなものどこで作っているのでしょう)。仕方なくドンキホーテ半田店へ潜入、水色グッズのチェックを開始します。ディズニーのキャラクターの着ぐるみが全身水色でナイスですが、かなりの荷物になりそうなので断念、結局初心に返って水色のコスプレ用カツラを購入(セーラームーンの水色版みたいなやつ。こんなの誰が買うねん)、その他イベント用の小物をダイソーで揃え、本番を迎えるのでありました。

キャプテン就任!

ついに11/11、れいな22歳の誕生日がやってきました。れいなのブログを見ると、0時0分0秒に更新されており、気合の入りようを感じます。
天気は小雨ですが、西に向かうにつれて回復する見込み(私は雨男ですが、れいなは晴れ女です)。名駅の噴水広場にスタッフの女性が立っており、無事受付終了。受け取った切符で一路博多を目指します。
新幹線の隣の席は知らない人ですが、上着から水色Tシャツが見え隠れしており、間違いなくツアー参加の一員でしょう。昼前に博多駅到着、添乗員さんに従って改札を抜け、バスに乗車です。
私のバスは5号車。添乗員さんは立っていても起きているのか眠っているのかわからないような感じのイケメン高橋さん、バスガイドさんは年季の入った元おねえさん、名前を忘れてしまいましたが、ナニワ金融道の取り立て屋に似ているので、仮に桑田さんとしておきましょう(どんなんや)。私の席は前から4列目の通路席。隣の窓側に座ったのは安城からお越しの柘植さんという方で、おそらくこの旅の大半を一緒に過ごすことになるのでしょう。
柘植さんは早速カバンを開き、持参したマイクロファイバータオル(もちろん図柄はアノ人です)をセロテープでバスの窓にペタペタ貼りだしました。痛バスの完成です。見ると、当たり前のように他のバスも痛い感じに仕上がっており、出だし好調。道行く人がバスを見てコケそうになっており、効果てきめんです。
バスの中では、ツアー限定の見えるラジオ「お疲れいな、頑張れいな、鼻垂れいな!」がオンエア開始です。DVD画面に向かって叫んだり拍手したりする健気な我々にツッコミを入れるような野暮な人は誰もいません。
今回の参加者は何名か知りませんが、東京組がバス3台、名古屋と大阪で3台の合計6台だそうなので、おそらく200名近くいることが予想されます。それをA~Zの26チームに7~10人ぐらいずつ振り分けてあるようで、私のまわりの人々はチームUに配属されました。
添乗員さんが「え~では、それぞれのチームのリーダーを勝手に決めましたので、発表します。」と言い出し、予感的中、チームUのキャプテンに私が任命されたのでありました。こういう時に限っていつも引きが強いので、困ったものです。しかし、何か良いことがあるかもしれないので、引き受けて頑張ってみることにしました。

バースデーTシャツまさかの売り切れ!

バスは古賀SAに停車、各自昼食となります。隣の柘植さんとラーメン屋に並び、ラーメンと明太子ごはんと餃子のセットを注文。柘植さんは某自動車会社にお勤めだそうで、夏は節電で木金休みだったため、夏ツアーはあまり行かれなかったと遠い目をして語っています。どうやら会社にはヲタ活のカミングアウトをしていないようで、今回のツアーも休むのがかなり大変だったとのこと。柘植さんに限らず、たぶん休めずに涙を飲んだ人々も多いことでしょう(私なんて、休むのが仕事みたいになってますが)。
バスは北九州市に入り、八幡ロイヤルホテルへ到着。ここで最初のイベント「れいなとツーショット写真撮影会」が行われるもようです。最初からいきなり心拍数の上がりそうなイベントで、この先どうなっちゃうのか不安で仕方がありません(たぶん心拍数上がりっぱなし!)。部屋に入って行くと、カラフルな壁の手前に、これまたカラフルな服を来たれいなが座っています。この旅最初のご対面、やはり胸が高まります(倒れそう)。過去の写真撮影では全て「おつかれいな」ポーズで写っているため、今回は普通にピースサインで写りました。出来栄えが楽しみですが、それよりも誕生日当日に「誕生日おめでとう!」と生で言えたことが何よりも嬉しいことでありました。
その後は恒例のグッズ販売ですが、これがいけません。早くも事件勃発です。今回のグッズはれいな本人がデザインを手掛けた渾身の作品ばかりで、パーカー・Tシャツ・トラベルグッズ・お菓子・アクセサリーなどいろいろと紹介されていました。中でもTシャツはバースデーTシャツ仕様となっており、背中には「愛する人はれいなだけ」と書かれたファン垂涎の一品です(言うまでもなく「しゃぼん玉」のパロですね。ライブでのれいな推し三大義務のひとつです)。このバースデーTシャツがなんと、売り切れなのであります!誕生日にバースデーTシャツ売り切れなんて、信じられません。ありえません。にゃににぇません。先着の東京組は買えたようですが、その後の名古屋・大阪組は一部の人しか買えず、私も列の後ろの方だったので買えませんでした。買えた人も、本当はXLサイズが欲しいのに仕方なくSサイズを買ったりとか(無理)、もうどうにもならない状況です。売り子に何度も詰め寄りましたが、在庫が出てくるはずもなく、泣き寝入りするしかないようです。
それにしても、グッズ売り切れは毎度のことであり、事務所のヤル気の無さを露呈しています。本当に腹が立ちますね(伊豆ツアーでも、ち伊豆ケーキ売り切れだったなあ)。

特大バースデーカード製作!

バスに戻るや否や、バスガイドさんに「あれっ、れいなちゃんと写真撮ったのですよね?なんでそんな浮かない顔しているのですか?」と見透かされました。柘植さんはラッキーにも手に入ったようですが、逆サイドの隣人はダメだったようで、「れいなツアーじゃなかったら暴れとる」と煮えくり返っている様子。今日はれいなの誕生日。みんな大人なので、カンニン袋の緒が切れないように頑張って耐え忍んでいます(なんて健気!泣けますね)。
次のスポットはホテル近くの「いのちのたび博物館」。ここはれいなに関係無い自由時間(いわゆるヲタ放牧)で、生物の進化や恐竜のジオラマ、三葉虫の化石など、なかなか見ごたえありますが、なんせ事件の後なので楽しさ半減という感じで終わりました。
その後はまたさきほどのロイヤルホテルに帰還、チェックインのため呑気にホテル内へ入っていきましたが、早くもサプライズイベント発生!入口でれいながお菓子を配っているではありませんか!かなり油断していたためびっくり仰天して天井で頭を打ちましたが、なかなかイカす演出ですね。やられました。
私の部屋は2人の相部屋ですが、耳の弱い北森さんという方と同じ部屋。北森さんは様々なイベントでお見掛けする常連さん。かなりのカメラ好きで、通常であればイベントは全てカメラ禁止ですが、北森さんだけは多少許されているようです。
北森さんが出掛けて行ったので、私は隣の部屋の柘植さんを訪ね、イベント前にビールで一杯やることにしました。その部屋のハマちゃんとも合流、全員同じれいな推しということで会話もはずみます。ハマちゃんは四日市在住とのこと、やはり名古屋出発組は東海地方の方が多いようです。ハマちゃんは会社でカミングアウトしてあるようで、「部下からメールが来た。お客さんから電話がありましたが、今日はヲタ活でいないので無理です、と断っておきましたって書いてある。あかんがな。」と言っていました。
全員2階に集合し、れいなに内緒で特大バースデーカードを製作するというイベントを開始。それぞれデコレーション用の素材を持ち寄り、グループごとに工夫を凝らして作っていきます。リーダーの私が得意の丸文字で「HAPPY BIRTHDAY REINA!!」と水色のマジックで描き、みんなが百円均一などで買ってきたリボンやシール、柘植さんが断腸の思いで提供したれいな生写真などを貼り、良い感じです。
他のチームを覗いてみると、やはり皆さん気合が入っているようで、色紙を切って文字を作ったり、女の子のいるチームは華やかな感じになっていたり、見ているだけで楽しくなってきますが、男子グループのチームUも負けてはいないようです。
製作途中でリーダーが呼ばれ、次のイベントの席順くじ引きをすることになりました。チーム員の命運が掛かっており、えらい重圧です。引いた22番テーブルは残念ながらステージから遠い場所のようで、申し訳ない限りです。

バースデーパーティーでれいな暴走!

カード製作は一旦中断し、バースデーパーティーの開始です。用意しておいた水色のウィッグを付けて会場入り。柘植さんも巨大な水色のリボンを付けて目立っています。司会者はアラケンという男性、ハロプロのツアーではお馴染みだそうです(伊豆ツアーにはいなかったですが)。
カン梨華の「初めてのハッピーバースディ!」に乗ってれいながステージ上に登場。早速全員でバースデーソングを歌ってサプライズでクラッカーを鳴らし、れいなも興奮気味です。
誕生日といえばケーキ。れいなが真っ白なケーキに果物やチョコレートでデコレーションするという企画は席が後ろ過ぎて良くわかりませんが、「あ~どうするどうする?」と悩みながら作成しており、後で振舞われるようで楽しみです。
その後はもうれいな姫のやりたい放題、カラオケを延々と歌いまくり。途中で全員ジャンケンによって勝った人が曲を選べるというチャンスがありましたが、2回とも女の子が勝ち、男子全員悔し涙にくれるのでありました。しかし、れいながカラオケ本を見ながら「次何にしよっかなー」と曲を選んだり、曲の途中でやめて次の曲にいったり、普段見られない光景を垣間見られ、少し近づいた感じがしてナイス企画です(私にも歌わせてくれたらもっと近づきそうですけどな~)。
22歳にちなんで、みんなからの質問の紙を抽選で22個読み上げて答えるというコーナーでは時間が押して16個しか読めませんでしたが、残りはどこかでやるとのことで、楽しみが残りました。
最後にれいながデコったケーキが出てきましたが、大人数に配られるため、デコレーション部分に当たった人はごくわずか。我々のケーキもほとんど真っ白でしたが、目の前の人のケーキにはれいなの描いた☆形が残っており、羨ましい限りです(早く食え)。
パーティーの後はさっきの特大バースデーカードの続き。まるでゴハン食べた後の残業のようです。
丸文字を水色で塗り、写真の間に「危険人物」の飾りを付け、誰が持ってきたのか「ラーメン田中」の写真なども貼り、最後に全員でメッセージを書いて出来上がりです。添乗員の女性にも「水色が映えて良い感じ!」とお褒めの言葉をいただき、本番が楽しみになってきました。
そういえば、チームUのチーム名を考えねばなりません。様々な案が出ましたが、柘植さんの「田中オブ東京」という発言をもとに「田中オブ福岡」と決まりました。
後は「渡し方」です。添乗員さんも「渡し方が重要ですよ!」と言っています。とっさには思い付かないのと、ややガソリン切れになってきたので、宿題ということにしてひとまずお開きとなりました。
3階でビールを買って、勝手に715号室に突入して宴会スタートです(リーダー業がだいぶ板についてきました)。パーティーではお酒が出なかったため、みんな我慢していたのであります。
柘植さん、ハマちゃんに加え、白い帽子の手塚さんも加え、ヲタ話に花が咲きます。明日のバースデーカードの渡し方について協議、耳の悪い方がいるので全員での歌や踊りは難しそうなので、簡単なものになりそうです。ハマちゃんの「何か宣言しよう」という名案により、「9期・10期には流れません!」というセリフを入れてリーダーが文章を作ることで決まりました。良い時間になってきたので、明日の激務に備えて就寝となりました。

バースデーカードお披露目!

2日目。大浴場で朝風呂の後、昨日のパーティールームでバイキングの朝食。バースデーカードを慎重に運び、バスに乗り込みます。
最初のイベント会場は、グリーンパーク。バラ園などがあって、かなり広大な敷地を誇っている雰囲気です。この日は快晴でポカポカ陽気。公園を歩くには最高です。芝生の公園を横切ってずんずん歩っていくとバラ園があり、そこにれいなが手を広げて立っていました。バスごとに写真撮影とのことで、5号車28人とれいなで一斉にカメラに収まります。私はいつの間にか列の一番最後だったので写真は端っこでしたが、終わってハケる時にれいながいつまでも私だけに手を振ってくれて(くどいようですが、私だけに振ってくれて)、かなり幸せでありました。
再度芝生の公園を横切り、全員着席。そこにバラ園帰りのれいなが歩ってやってきて、バースデーカード渡しイベントの開始です。れいなにはイベント内容が伝えられていなかったらしく、「なんか知らんけど、言われるままに来てみました」とおちゃめなコメント。
チームAから発表が始まりました。各チーム工夫を凝らして上手に作ってあるし、あるチームは両面作成していたりして、感心します。
なかなかの盛り上がりの中、我々の番が回ってきました。まずは水色で塗った丸文字にれいなが食い付き、「いつも丸文字書くのですか?」などと詰問されたりして、作戦大成功です。その他、見所などを説明するのもリーダーの仕事、かなり役得です。みんなで書いたコメントには司会のアラケンが食い付き、「良い1年になりますように、なんて書いてありますね」と私のコメントに触れていただき、嬉しいことです。
なんせれいなが食い入るようにカードをみつめるので、れいなの顔が近い近い。写真撮影会などではあるかもしれませんが、正面で顔同士が50cm以内に入ることは滅多にないため、かなり興奮します。
時間が押していたため、考えていた宣言は出来ませんでしたが、最後に「さんのーがーはい!ハッピーバースデーれいな!」と全員で叫んで終了となりました(さんのーがーはい、は福岡での掛け声で、怪盗レーニャが使っていましたね)。
隣の芝生では幼稚園児か小学生か、小さな子供達が運動会のようなことで集まっていましたが、我々大の大人が集う姿はどのように映っていたのでしょうか。若い子が少しでも見習ってヲタに育ってくれれば幸いです。

太宰府天満宮参拝!

公園からは高速道路に乗り、太宰府天満宮を目指します。何度も行きたいと思っていて実現しなかった場所なので、行けるだけでワクワクです。駐車場からはしばらく参道を歩っていきますが、みんなが途中にある煎餅屋にゾロゾロ入って行くので「あれっ、煎餅屋さんで昼ごはんだっけ?」なんて思っていると、またやられました。れいなが自ら煎餅を配っているではありませんか!今回のツアーはサプライズイベントが多く、一瞬たりとも気が抜けません(気を抜いていた方が喜び倍増かもしれませんが)。
本殿の横を入ったところに昼食の会場、中神茶屋があり、そこで弁当と名物の梅ヶ枝餅を食べ、自由時間となりましたが、我々に休息の暇はありません。昨日のバースデーパーティーでれいな姫が「2,200円以内でプレゼントを買って来るように!」とのご命令をくださったので、ここで全員集まって買い物をすることにしたのであります。なんて宿題の多いツアーなのでしょう。一瞬たりともれいな以外のことを考えさせないという配慮でしょう。素晴らしいです。
参道を引き返し、いろいろな店を見て回りますが、どうしても食べ物に意識が行ってしまい、カステラの試食、梅ヶ枝餅など、ついついつまんでしまいます。右手にさっきれいなが煎餅を配っていた店が登場。「寺子屋本舗」という店で、さっき配っていたのは明太子海苔の煎餅だそうです。ハマちゃんが「ぬれおかきが美味い」と教えてくれたので、またしても買い物を忘れて買い食いですが、これが後々ナイスな買い食いとなることをこの時点では知らなかったのです。
さて、もう少し行ったアクセサリー屋で本格的に物色、青い石で出来たブレスレットが2,205円と5円オーバーだったのでレジの女の子に値下げを懇願するもどうしても5円がマカらず、協議の結果、れいなの好きなピンク色のアクセサリー1,890円を購入となりました。ちなみに後で聞いた話ですが、仕事仲間のワカマッキーが同じ日に太宰府天満宮に遊びに来ていたとのこと。我々がバスに乗ったのが15:20頃、ワカマッキー到着は15:30、超ニアミスな状況でした。危うく私の本当の姿を見られるところでありました。日本は狭いですね。

ライブ!

大宰府からは福岡の中心街、天神へ。天神のど真ん中にあるIMS(イムズ)という百貨店でライブですが、少し時間があるのでチーム田中オブ福岡の5人でお茶と休憩。この日はデーゲームで日本シリーズのホークス対ドラゴンズ戦が行われたようで、ホークスファンでれいな推しという柘植さん仲間の若者が合流。合流といっても、もちろんツアー参加は出来ませんので「ライブ会場にへばりついて音だけでも聴く」と変な気合の入りようです(防音は完璧で、ほとんど聞こえなかったようです)。
ライブ会場はIMS9階のホール。天神の真ん中でライブなんて、なんだか変な気分です。座席はA~Hの8列、横幅は30番までなので観客は240人といったところでしょうか。初日のツーショット撮影会の後に行われていた抽選により、私の席はE-22番。前から5列目という平凡な席ですが、通常のライブで5列目といったらガッツポーズものなので、やや贅沢です。
れいなの十八番「THE美学」によってライブ開始。ナマでこの曲を聴けるのは感涙モノです。そして2曲目はなんと私の18番、めちゃホリ!隣の人にココロの中でスミマセ~ンと叫びながら、ズバっと決めます。あややシリーズはまだ続き、3曲目は「ずっと好きでいいですか」。しっとりとした歌も素敵です。4曲目はれいなのお気に入り、娘。の「泣いちゃうかも」、5曲目は全く知らない曲でしたが、なんとかついていきます。ここでれいなのMC。「今の曲、みんなノレんかったやろ!わかりやすいっちゃん!」と全てお見通し、どうやら時東ぁみの「じれったい私」という曲だったようです。カラオケで良く歌うらしく、どうしてもファンに聴かせたかったと、泣けるセリフです。
そしてここでまたれいなが暴走。「最初の曲のサビで噛んでしまって残念だったので、もう1回やり直していいですかー?」。観客の「ウォー!!」という歓声の中、再度THE美学とめちゃホリを歌い直し、1粒で2度おいしい、嬉しいハプニングとなりました。おそらく、後日発売のDVDではれいなの力で噛んだ部分カット、やり直し部分のみ載ることでしょう。
6曲目?はれいなのソロ曲「愛の炎」、7曲目?は出ました、れいなが崇拝するごっちんのデビュー曲「愛のバカやろう」です。「偶然やけど、愛が続いてええやろ?」とれいなも納得の選曲のようです。ここからは怒涛のごっちんシリーズ。私も大好きな「やる気イッツイージー」。この曲をれいなで歌って踊れるとは、感無量です。当たり前ですが、振り付けも完璧です。続いて「さよなら友達にはなりたくないの」、ラストは「抱いてよプリーズゴーオン」と最後までごっちんで押し、ライブ終了。アンコールのれいなコールの中、スタッフのオッサンが出てきた時には全員コケましたが、会場外で初日のツーショット写真をれいなから直接手渡し!相変わらずサプライズの多い今回のツアーであります。

ツーショット写真自慢大会!

どこで覚えたのか、バスガイドさんが「おつかれいな~」とお出迎え。こういう触れ合いも旅の醍醐味です。今晩の宿は「ホテルツインズももち」。「ももち」と聞いただけでヲタ大喜び、バスガイドさんも「何で??」と不思議そうです。もちろん、福岡の百道という地名のことであり、Berryz工房の桃子のことではありません。
各自チェックインし、ロビーで待ち合わせて飲みに出掛けることになりました。柘植さん、ハマちゃん、手塚さんに、さっき野球観戦で負けて帰って来たホークスの君(名前忘れました)が再び合流し、5人でタクシーに分乗、ハマちゃん御用達の「八千代丸」という居酒屋へと向かいます。
八千代丸は満員御礼でしたが、そこをなんとかという我々の熱意と店長の人柄のおかげでなんとか入店、宴が始まりました。ここは魚料理が絶品、イカが活きたまま出てきたり、珍しいキモなどの珍味が素晴らしく、酒が進みます。
ホークスの君は福岡出身で神戸在住、仕事の都合で今回参加出来ず、野球だけ観に来たとのこと。「れいなより野球を選んだか~」と皆にいじられ、頭を抱えています。
さっきれいなから配られたツーショット撮影写真の自慢大会が始まりました。みんな自分の格好よりも、れいなについてのコメントばかりで微笑ましい限りです。歯を見せないことで有名なれいなですが、柘植さんの写真は「少し口が開いとる!」と話題騒然、本人もしてやったりの表情です(歯は見えていませんが)。
「れいなの指と触れてない?」「いや、遠近法っす」などという軽口も酒の肴、私など昔の辻ちゃんとの写真までも振舞ってしまっています。
なんと目の前のホークスの君は昨年れいなのエグゼクティブに当たったそうで、今年れいなエグゼの私と意気投合、「自分以外でれいなエグゼは初めて見た」とお互いに握手を交わし、他の人達も「れいなエグゼは当たらない。羨ましい!」と羨望の眼差しです。結構当たっているのだと思っていましたが、どうやらかなりレアな権利のようです。柘植さんは諦めて第2候補メンでエグゼ申し込んでハズれているようで、「どうせハズれるなら来年からまたれいなに申し込もう!」と決意していました(頑張れいな)。
地酒まで飲んで良い気分になり、タクシーでももちまで戻って濃い2日目終了、各自就寝となりました。

プレゼント発表会!

3日目、早くも最終日です。まずは開園前の「かしいかえん」へ。れいなも幼少のみぎりに遊んだという、どちらかというと小さい子向けの遊園地です。
屋根の付いている広いステージにチームごとに座り、アラケンとれいなが登場。それに、大きなウサギの着ぐるみとお姉さんが出てきて、全員で朝の体操が始まりました。これがヲタの皆さんにバカウケ、跳ぶわ回るわ、アラケンも「こんなシュールな体操風景、見たこと無い!」と爆笑です。
お姉さんとウサギは役目を終えて颯爽と去って行き、先日れいなが提案した「2,200円以内でプレゼントを買ってくる」の発表会開始です。例によってチームAからの発表。我々のブレスレットがどこかのチームとかぶりませんように、祈るばかりです。予想どおりどこかのチームが買ったネコのぬいぐるみが前のチームのモロかぶりで可哀想な場面もありましたが、それはそれでネタでしょうか。
そして我々田中オブ福岡の出番。昨日のバースデーカードでは私と柘植さんがしゃべりまくったため、今回は商品を選んだハマちゃんにしゃべってもらいます。他のチームが3点も4点も買って出してきている中、ウチはピンクのブレスレット1点で勝負。ハマちゃんが商品の説明書きを店で写真に撮ってきており、れいなに「いつまでも若くいられ、頭も良くなり、仕事も順調にいきます」などと説明、アラケンの「着けた瞬間から効果あるの?」というツッコミにハマちゃんも「あっ、そう書いてありますね」とアドリブで対抗。それを聞いたれいな、なんと!左腕の手首に、着けてくれたのであります!これには我々も感極まり、ガッツポーズ。れいなが体に着用したのは初めてで、他チームも「ええなあー」と羨ましがっており、鼻高々です。
最後にハマちゃんが「日本の首相、誰でしたっけ?」と質問すると、れいな「野田首相!」と元気な回答。初日の見えるラジオでは「日本の首相?後でね~」とごまかしていましたが、早速頭良くなってますね。
イベントの後は、グループ撮影会。昨日のバラ園とは逆に、我々が前でれいなが後ろ。みんな後ろのれいなにがっつくため、なかなか撮影が始まりません(後頭部でいいです)。
「どや顔でお願いします」とれいなに依頼しましたが、3枚撮ったのでどれが採用されるかわかりません。ハマちゃんは「2回目がピース、3回目がおつかれいなになった」と語っていましたが、私も同じ。みんなだいたいそのようなパターンになるのでしょう。
アトラクションに乗れる券を2枚ずつもらっていたので、みんなでジェットコースターなどに乗り、さっきのステージでやっているプリキュアショーを観て、バスへ戻ります。ちなみに、バスの添乗員さん、2号車と6号車がえらいカワイ子ちゃんで、特に2号車はゴマキと呼ばれるほど。ハマちゃんと「写真撮ってもらおう」と画策していましたが、シャイな我々、結局実行出来ないまま終わっています。ゴマキも名前が田中さんだということだけは人づてに聞きました。弱っ。

トークショーで謎の大活躍!

昼食は、福岡観光会館はかた。お土産ショップやラーメン屋なども併設されているようですが、今回は普通の弁当です。隣の団体さんは釜飯のようなものを食べていました。会館内のBGMがモーニング娘。のCDで、我々を喜ばせる演出に感動です。
休憩の後、奥の部屋に移動、席が決まっていてそこに着席します。テーブルには生たらこが鎮座ましましており、我々で明太子漬け込み体験をするというイベントのようです。
いつものようにアラケンとれいなが登場、今回はラッキーなことにまあまあ近い席でナイスです。そして、当会館の館長が登場、これがまたコメディアンのように弁の立つ人で、軽快なトークで盛り上がります。
直前の見えるラジオで「美味しい明太子の食べ方」という企画で明太子をアイスクリームと一緒に食べたりラーメンに入れたりしていたれいな、結論は「アイスとラーメンはそのままで普通にうまい」とのこと、どうやら明太子はあまり好きではないもよう。館長の「れいなちゃんは明太子好き?」の質問にれいな「えっ、うーん、好きですよ」と微妙な回答、参加者の「えー」を買っていました。
明太子漬け込み方法は結構簡単で、たらこに唐辛子を適量ふりかけ、日本酒・泡盛・ワイン・ブランデーなどの酒を少々、香り付けにゆずを少々、コンブを一切れのせ、そこに秘伝のスープを入れて5日間寝かせて出来上がり。秘伝のスープは中身がわかりませんが、館長「かつをダシだということは企業秘密なのです」とのこと。
我々、れいなの存在を忘れて一生懸命漬け込み、れいなに「みんな一生懸命でカワイイなあ~」と言われてくすぐったい感じ。れいな自身は「作らん!」とのことで、館長とのトークのみで終了。最後には「アラケンいらんのやない?」というヤジまで飛んで、拍手喝采の中、館長も去って行きました。
その後は同じ場所でれいなのトークショー。「こんなにれいなのファンばかり集まることは無いので、嬉しいですね~。少し違う人はいるようですが」とオチも忘れません。確かに、水色以外のTシャツを着ている人などもいますが、高いお金を払って来ていることを考えると、頑張りましたね~と言いたくなります。
話は昨日大宰府でれいなが煎餅を配っていた店の件に。アラケンが「あの店にはぬれおかきという商品もあって、美味しいのですよ。誰か食べた人いますか?」と振ってきたので、当然のように手をあげたところ、なんと私1人!れいなの視線を一身に浴びているのがわかり、大変な嬉しさです。ぬれおかきを教えてくれたハマちゃんに感謝です。しかし、一緒に食べていたはずなのに、彼らはなぜ手をあげなかったのでしょうか(シャイにもほどがあります)。
初日のバースデーパーティーで残った22枚の質問状を読み上げるコーナーの続きが17枚目から開始されました。その20枚目あたり、なんと、私の紙をれいな様が引いてくださり、さきほど同様、手をあげて元気に立ち上がりました。文面をチラっと確認したれいな、「イヤです!」と叫び、我々爆笑です。れいなはシブシブ「お誕生日おめでとうございます。もう大人なので、セクシーポーズをお願いします」と、私が書いた内容を確実に読み上げてくれました。質問の紙には「質問や無茶振りなど大歓迎」と書いてあったので、少しぐらいの無茶振りは私のせいではありません。アラケンが「れいなさんがイヤだと言っていますが~?」と私に問いかけてきましたので、私は力強く「はい、お願いします」と答え、観念したれいなは「んも~」と言いながら、マリリンモンロー的なセクシーポーズを披露。席の後ろの方の方々も総立ちで「ウォー」となり、どうやら皆さんにも喜んでいただけたようです。パーティーやライブでは今ひとつの引きでしたが、ここにきて東洋で3番目に引きが強いと言われる底力を発揮、チームメイトにも「すげえなあ」と賞賛されつつ、ホクホクな私なのでありました(ちなみに小柳ルミ子が東洋で2番目だと自負していました。知らんけど)。
また、その他の質問では「どうしてそんなにカワいく生まれたのですか?」の問いにれいな暴走、「お父さんとお母さんが上手に交わったのだと思います」。場内爆笑にれいなも異変を感じ、「いやいや、そういう意味じゃないっちゃよ!」と必死に弁明も、アラケンに「お父さんとお母さんの良い部分がうまく交ざったという意味ですよね?勘違いしているの、れいなちゃんだけですよ?」と追撃の手を緩めません。是非ともDVD化して欲しい一幕です。
その後、直筆サインやれいなが起こしてくれる目覚まし時計などの抽選会がありましたが、さすがにそれまでは当たらず(そこまで引き強くないっす)、トークショー終了となりました。

緊張の握手会!

楽しい時間は過ぎるのが早く、残すは最後の握手会のみとなりました。明太子屋で握手会は初めてですが、まあ自分とれいなだけの世界なので、どこだろうと関係ありません(まわり見る余裕無し)。ハマちゃんが「れいなは投げキッスが得意なので、こちらがやれば返してくれますよ」と助言してくれたので、余裕があったらやってみましょう。自分の番が近づいてくると、慣れていても緊張してきます。倒れてしまって看病されている人もいたりして、気持ちはわかりますがどうにもなりません。少し前ではハマちゃんがれいなに「ハマちゃん」なんて呼ばれていたりして、羨ましい光景です。
私の番がやってきたので、「さっきはセクシーポーズをありがとうございました」とお礼を言い、このツアーの素晴らしさに再度お礼を言い、クリスマスディナーショーでの再会を誓い、最後に華麗な投げキッス!しかし、さっきのセクシーポーズで怒っているのか、投げキッスは返ってきませんでした。苦笑。
バスの右手でれいながお見送り、窓を全開にしてれいなにお礼を言い、博多駅へと向かいます。ハマちゃんは「今、投げキッスしてくれた」と言っており、悔しい限りです。まあ、次回への課題としておきましょう。
火の消えたような我々を乗せたバスは駅に到着、それぞれお土産を買い、私は駅でナンバーワン・一幸舎でラーメンをハシゴし、新幹線に乗るのでした。アンケート用紙には「れいな100点、グッズ売り切れマイナス10点で90点」と書き、事務所への奮起を期待して回答しました。
到着した名駅でメールアドレスの交換をし、再会を誓いながら帰途につく我々でありました。
後日のアラケンのグログによると、準備段階での打ち合わせで、れいなは口癖のように「ここはファンのみんなは何しとると?」など、「ファンのみんなは」を連呼していたそうです。ファン想いのれいな、最高ですね。このような内容の濃い、充実したツアーはれいなの人柄あってのものだと思います。そして、司会のアラケン、バスガイドの桑田さん(知らんけど)、添乗員の皆さん、参加者の皆さんなど、全ての方々に感謝です。
握手会でれいなに「来年もお願いします!」と言っておきました。またお金を貯めておかないといけませんね。見えるラジオでれいなが「モーニング娘。はたぶん卒業しません。10年後も芸能人をやっていたいと思います」と意欲的な発言をしてくれました。毎年このようなイベントがあると最高です(その頃私は50歳か~。たぶん卒業しませんな)。
おわり。